【これさえ押さえればOK】修論発表で不合格にならないために重要なポイント3つ

修論発表で不合格にならないために重要なポイント 研究
  • 修論発表は厳しいって聞くし、乗り切れるか不安…
  • 発表苦手だし、質問に答えられず不合格になったらどうしよう…
  • 修論発表に通るにはどうしたらいいの?

上記のような不安を抱える方も多いと思います。

修論発表では、卒論発表よりレベルの高い発表が求められるのでそう思うのは無理もありません。

実際に先輩の発表を見て、「自分にできるかな…」と思ってしまう方もいらっしゃると思います。

しかし、実際に不合格になることはほとんどないので、そこまで深く悩む必要はありません。

本記事では

  • 修論発表とは
  • 修論発表で不合格になることはある?
  • 修論発表で通るためのポイント

について解説していきます。

修論発表に関する不安を無くしたい方は、ぜひ本記事をお読みください!

修論発表とは

修論発表とは

修論発表は、修論の内容を大学内で発表する場のことです。

多くの場合、修論の提出日の後に日程が組まれています。

そのため、修論発表の内容は修論の延長線上でもあります。

発表時間は、大抵の場合

  • 発表時間:20分
  • 質問時間:10分

計30分間で行われます。

発表後に教員達による審査が行われ、修論と合わせて合否判定が決まります。

修論発表で不合格になることはある?

一部の方は、

「修論発表で不合格になることはあるの?落ちるのが怖い・・・」

と思うかもしれません。

しかし、よほどのことがない限りは不合格になることはありません。

その「よほどのこと」とは、例えば

  • 発表当日までにスライドが未完成
  • スライドの構成が発表の体を成していない
  • 研究内容の新規性が皆無

など、修論発表する以前の問題だった場合です。

極論しっかり準備して発表さえできれば、例え質問タイムで大炎上したとしても、不合格になることはほぼありません。

修論発表で通るためのポイント3選

とはいえ、

  • 質問に上手く答えられなかった
  • ダメ出しを食らって炎上した

場合は、やはり不安に感じると思います。

そこで、少しでも良い発表にするためのポイントは以下の3つです。

  • スライド構成
  • 発表時間の調整
  • 質疑応答対策
修論発表に通るためのポイント3選
スライド構成、発表時間の調整、質疑応答対策

スライド構成

発表にあたって最も重要なのがスライドを作ることです。

そのスライドの構成を見やすくすることができれば、上手な発表に見せることができます。

そのために重要なことは、時間配分を決めることです。

修論発表では、数十秒といった多少の時間のズレならば問題ありませんが、分単位でのズレとなると問題になってきます。

なので僕の場合は、

  • 序論+目的:7分
  • 本論+まとめ:13分

というように配分を設定しました。

なお、この時間はあくまで目安であるため、必ずしもベストな時間配分とは言い切れません。

内容が盛りだくさんなら序論を5分にするなど短くした方がいいし、反対に内容が物足りないなら序論を8分などにして少し長くする必要があるからです。

また本論では実験結果や考察を載せると思いますが、その際に時系列でデータを載せるのではなく、流れを意識した順番にすると良いです。

そうすることによって、自然に結論に導きやすい流れを作ることができます。

そして、最後のスライドには忘れずに謝辞を入れておきましょう。

発表時間の調整

時間配分を決め、流れを意識したスライドが完成したら、一度リハーサルを行いましょう。

そうすることで、設定した時間配分と実際の発表時間の差を確認することができます。

もし時間を大幅にオーバーした場合は、スライドの数が多すぎるか、1枚当たりに掛ける時間が長いかです。

対策として、スライドの数を減らすか、スライドの説明を簡潔にすることが挙げられます。

逆に時間が短すぎた場合は、スライドの数が少なすぎるか、1枚当たりの時間が短いということになります。

その場合は、スライド数を多くしたり、1枚当たりの説明をより詳しくすると良いです。

このようにしてリハーサル→修正を繰り返すことで、適正な発表時間に近づきますが、それでもまだ短いという場合はゆっくり話しましょう。

こういった発表の場では、緊張や焦りによって思わず早口で話してしまうことがよくあります。

しかし、話すスピードが速すぎると、聞いている人は聞き取りにくいだけでなく、余裕の無い人という印象を抱いてしまいます。

ゆっくり説明することで、極端に早く発表が終わることはありませんし、聞き手にも聞き取りやすく落ち着いた印象を与えることができます。

質疑応答対策

発表が終わっても、皆が恐れる教員からの質問タイムが待っています。

発表後に設けられている質問時間は、発表が20分なら10分間設けられていることがほとんどです。

つまり、10分間は教員達の猛攻を凌ぎ続けなければなりません。

では、どうすればこの過酷な質問タイムを乗り切れるのでしょうか。

これには、下記のような対策が考えられます。

  • 内容を完璧に理解しておく
  • 予備スライドを用意しておく
  • 同級生や後輩などに質問してもらう

それぞれ説明していきます。

内容を完璧に理解しておく

発表スライドの内容は完璧に理解しておきましょう。

なぜなら、現象や装置の原理など、基本的な部分が聞かれることが意外とあるからです。

実際に私が発表した時も、実験装置の原理を理解しているかの質問を聞かれたことがあります。

基本的な内容を理解しておけば、大きな失敗をすることはまずないと思います。

予備スライドを用意しておく

予備スライドとは、「発表では使わない、データを載せたスライド」のことを指します。

時間の関係上、どうしても削らなければいけないデータの1つや2つあると思います。

そのデータを載せたスライドも作っておくことで、質問で聞かれた時に活用できるかもしれません。

同級生や後輩に質問してもらう

どんなに頑張って考えても、自分一人だけに頼ることは限界があります。

そこで、完成したスライドを(手の空いている)同級生や、後輩に見せた上で質問してもらうのがおすすめです。

なるべく同じ研究室の人よりも他研究室の人に頼む方が、研究内容をほとんど知らないために異なる視点からの質問が飛んでくる可能性があるので、思わぬ気付きにつながるかもしれません。

まとめ

以上、修論発表で不合格にならないためのポイントを解説しました。

以下に内容をまとめます。

  • 修論発表は、修論の内容をまとめて発表する場
  • しっかりスライドを作っているなら、不合格になることはまずない
  • 良い発表をするためには、発表時間や質疑応答などの発表特有の対策が必要

修論発表の結果次第で修了できるかが決まるため、不安になるのは当然のことです。

しかし、ちゃんとやっていれば通らないことはほぼありません。

就職前の最後の試練、悔いのないようにやり切りましょう!

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