- ゼミで教授にダメ出しされた・・・
- ゼミで発表するのが怖い・・・
多くの大学院生が抱えるこれらの悩み。
ゼミで発表する機会が多いゆえに、教授から厳しい指摘を何度も受けることになります。
こういうことを繰り返すうちに、メンタルがやられていってしまいます。
そこで、本記事では
- ゼミはなぜ辛いのか?
- ゼミを乗り切る対処法3選
について解説していきます。
「ゼミが辛い・・・」という方は、ぜひ目を通してみてください!
ゼミが辛いのは「発表が怖い」から
なぜ、ゼミは辛いのか。
それは発表後、教授に「厳しく突っ込まれる」「ダメ出しされる」ことが怖いからです。
ゼミでは、
- 研究の中間報告
- 雑誌会(論文紹介)
を主として行います。
大学院生なので、どちらにしても「質」を求められます。
そこで教授が求めているレベルから大きくかけ離れていると、その点について厳しいツッコミが入ったり、酷い場合は怒られたりします。
大学院生のほとんどは、教授のレベルに達していないので、何かしらのダメ出しを食らうことになります。
辛いゼミを乗り切る対処法3選
「じゃあどうしようもないじゃん!」
という意見があるかもしれません。
その通りです。こればっかりはどうしようもありません。
しかし、少しでもダメージを抑える方法はいくつかあります。
以下に3つ紹介していきます。
研究に力を入れる
怒られた理由が「そもそも研究量が少ない」場合は、やることが明確です。
「研究量を増やす」ことに尽きます。
大学院に行く人の中には「遊びたい」人もいます。
そのような人たちは、基本的にやる気がないためなかなか研究が進みません。
しかし、大学院生の本分は研究すること。
それを怠っていたら、教授に怒られるのも仕方のないことです。
逆に、しっかり研究データが取れているなら、怒られる可能性は低くなります。
なので、研究量が少ない自覚がある方は、まずは研究に力を入れることをおすすめします。
発表スライドの質を高める
研究データをちゃんと取ったとしても、見せ方が悪ければそこでダメ出しを食らいます。
それを防ぐために、発表スライドはしっかり作り込んでおきましょう。
ポイントとしては
- 縦横比は4:3に変更しておく
- 文字は簡潔にまとめる
- フォント:ゴシック体
- フォントサイズ:最低でも18以上、24辺りがおすすめ
- 色:基本3色まで
- 一つのスライドにデータを詰め込まない
- 派手な装飾・演出は避ける
といったところです。
スライドを作るのが苦手な方は参考にしてみてください。
また、こういった資料を作るのが上手い人に見てもらうのも効果的です。
ここで私の研究室の同級生の例を挙げます。
私の研究室のゼミは、他のもう一つの研究室との合同で行われていました。
その同級生のスライドは、もう一方の研究室のボスの教員に「酷いスライド」と言われていました。
しかし、その教員や先輩に何度か教えてもらううちに、「見れるスライド」を作れるようになりました。
これらを参考にして、スライドを作ってみてください!
誰かに相談する
最後に紹介するのは、「誰かに相談する」ことです。
先ほど紹介した対処法は、どちらかというと「対策」です。
しかし、これらの対策を施しても痛いところを付いてくるのがゼミの怖いところ。
ゼミが終わっても、落ち込んでしまって辛い気持ちになることはよくあります。
そんな時のアフターケアとしておすすめしたいのが、「相談すること」です。
辛い気持ちを1人で抱え込むのはとても苦しいことです。
しかし、他人に悩みを話すことで、辛い気持ちが次第に解消されていきます。
『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)など、多くのベストセラー本の作者で知られる精神科医の樺沢紫苑氏も
不安な気持ちを取り除く最も簡単な方法は「相談する」ことです。
引用元:https://tokusengai.com/_ct/17280852
とこちらの記事で述べられているほどです。
また同記事では
最近の脳の研究では、不安は扁桃体という脳の領域が興奮したときに起こり、その興奮を収める方法は、言語情報だということがわかりました。
引用元:https://tokusengai.com/_ct/17280852
という記載もあることから、相談することについては脳科学的にも効果が実証されています。
この方法は私の実体験に基づいているので、自信を持っておすすめできます。
まとめ:辛い時は人の助けを借りよう
というわけで、ゼミが辛い時の対処法3選について紹介してきました。
以下に内容をまとめます。
- ゼミが辛い理由の大半は教授の厳しいダメ出し
- ゼミの対処法3選
- 1. 研究に力を入れる
- 2. 発表スライドの質を高める
- 3. 誰かに相談する
ゼミでの発表は本当に辛いですし、それで病んでしまう方もいるぐらいです。
しかし、今回紹介した対処法、特に最後だけでも効果が出ると思います。
ぜひこれらを活用して、ゼミを乗り切っていきましょう!
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